台風(発生したところ)

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8月8日現在、大型で非常に強い台風6号が沖縄付近をうろうろしており、九州の南側にいます。今後の情報に注意が必要です。

次に発生した台風7号も気になりますよね。この記事では台風7号(ラン)の最新情報を、気象庁、米軍台風情報(JTWC)とヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)、の最新情報を気圧の状況などを見ながら分かりやすく解説していきます。

ぶー
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台風のたまご」と呼ばれる、台風が発生する前の状態(熱帯低気圧)を把握しておく事で、より早く台風発生の情報を知ることができ、身を守る対策にも繋がりますのでお役に立てると幸いです。

この記事で分かること
  • 最新の進路予想図
  • 気象庁による、台風7号(ラン)の最新情報
  • 米軍JTWCによる、台風7号(ラン)の最新情報
  • ヨーロッパ中期予報センターECMWFによる、台風7号(ラン)の最新情報
  • 台風7号(ラン)の日本への影響
  • 台風のたまごとは?
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最新の進路予想図(速報)

引用元:ウェザーニュース

8月8日(火)南鳥島近海で発達中の台風のたまご(熱帯低気圧)が、台風7号【ラン】になりました。

名称台風7号(ラン)
方向・速さほとんど停滞
中心気圧1000hPa
最大風速18m/s
最大瞬間風速25m/s

今後は発達しながら北上していく進路図になっています。13日には強い勢力のまま関東に近づく予想図になっているので、お盆期間の日本列島の影響が心配です。

気象庁による台風7号の最新情報

まずは気象庁の情報から見ていきましょう。

気象庁の情報でも、8月8日(火曜日)13時現在、台風7号【ラン】の発生が確認できます。

8月8日22時の進路予想図です↓

引用元:気象庁

沖縄付近をうろうろしている台風6号の他に、台風7号が発生した様子がわかります。今年8月に入り初めての台風発生です。

次に気象庁の天気図を見てみます。

私たちが日頃テレビでよく目にする天気図は気象庁が発表しているものなので馴染みがありますね。

ぶる
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気象庁の天気図では、低気圧や高気圧の場所や進む方向、速さが見てすぐ分かる図になっていますね。

8月8日12時現在、気象庁の天気図でも台風7号(ラン)の発生が確認できます。

引用元:気象庁天気図

上の天気図から、現在台風6号は九州の南の海に発生しており、ゆっくりと北の方向へ進んでいます。

また南鳥島付近には台風7号(ラン)が発生しており、中心気圧は998ヘクトパスカル、スピードはほとんど停滞している事が分かります。

ぶー
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ほとんど停滞しているのは、北海道付近にある前線の影響もありそうですね。

米軍(JTWC)による台風7号の最新情報

次に情報が早いと言われている、米軍の台風情報から見ていきます。

米軍(JTWC)の情報でも、8月8日(火曜日)15時現在、台風7号【ラン】の発生が確認できます。

米軍の台風情報とは

  • ハワイにある米国合同台風警告センター(JTWC)が発表している台風情報です。
  • 本来は、軍事作戦の為にアメリカ政府が利用する情報ですが、一般の人でもアクセスできるようになっています。

米軍(JTWC)情報による進路予想図

米軍情報による進路予想図を見ていきます。↓

引用元:https://www.metoc.navy.mil/jtwc/products/wp0723.gif
  • 「Z」:台風の通過時刻(+9時間すると日本時間になる
  • 「KTS」:台風の中心付近の最大風速

(単位はノット(KT)で、1ノット=およそ0.51m/s)

米軍(JTWC)情報による予報図

次に米軍情報の予報図はこちら↓

引用元:米軍合同台風警報センター(JTWC)

上の画面、真ん中上あたりにある赤矢印→TY06W KHANUN」が現在沖縄付近で発生している台風6号(カーヌン)です。

その右側にも赤矢印が発生しています。赤矢印→「TD07W」これが台風7号(ラン)になります。

数字の前の「TD」と言うのは、台風の勢力を表す基準の表記で、TDは、温帯性暴風雨・熱帯低気圧(最大風速11m/s以上)になります。(基準の見方は下記に説明しています)

まだ強い台風ではありませんが、関東に直撃しそうなルートなので心配です。

JTWC天気図の真ん中下にある

「ISSUE TIME:08/0600Z」は現地の日時を意味します

現地で8日06:00なので、日本時間では時差である9時間を足して8日15:00を表します。

  • 黄色の円(LOW):24時間以内に台風になる可能性が低い
  • オレンジ色の円(MIDIUM):台風になる可能性は高いが24時間以上かかる
  • 赤色の円(HIGH):24時間以内に台風になる可能性が高い
  • 水色の円(SUB TORPICAL):台風と熱帯低気圧の間
  • TD:温帯性暴風雨・熱帯低気圧(最大風速11m/s以上)
  • TS:台風(最大風速17m/s以上)
  • TY:強い台風(最大風速32m/s以上)
  • STY:スーパー台風(最大風速67m/以上)

次にヨーロッパの予報を見ていきましょう。

ヨーロッパ中期予報センターよる台風7号の最新情報

ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の情報でも、8月8日(火曜日)15時現在、台風7号【ラン】の発生が確認できます。

ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)は、台風進路予想は世界一良く当たると言われているほど、精度が高く、台風が発生する前から進路予想が見られることも特徴です。

ぶー
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気象庁は台風が発生してから詳しい情報が発表されますが、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)は台風のたまごの状態の頃から進路予想をしてくれますよ!

ヨーロッパ中期予報センターの台風情報

  • 台風進路予想は世界一良く当たると言われている。
  • 精度が高く、台風が発生する前のたまごの状態の頃から進路予想を見ることができる。
  • 10日間の予報天気図も確認できる為、長期的な動きが分か離、台風のたまご発生も見つけやすい。

では、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の10日間の予報天気図を確認していきましょう。色が濃いほど強い風を表しています。↓

【8月8日21時】

【8月10日6時】

【8月13日6時】

【8月14日6時】

【8月15日6時】

【8月16日6時】

引用元:ヨーロッパ中期予報センターECMWF

8日の21時時点の天気図では、九州付近に発生している濃い緑色の台風6号の他にも黄色と黄緑の「L」の渦が確認できます。これが台風7号(ラン)です。

日を追うごとに緑は濃くなっており、13日、14日には関東に接近する天気図になっています。お盆休みは帰省で新幹線や飛行機の利用を予定している方も多いと思いますので交通機関の乱れも気になりますね。

ぶる
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ヨーロッパの情報は長期の予報を確認できるので、長期休みの計画やイベントなど、少し先の予報を知りたい場合はヨーロッパの情報を参考にすると良いですね。

次に日本への影響も見ていきましょう。

大阪、関東、九州沖縄への影響は?

今のところ台風7号発生したばかりで、南鳥島付近の海上にいるため、まだ台風7号(ラン)の影響は出ていません。

しかし、予想進路図を見ると13日頃には関東にかなり近づく恐れがあるため、交通機関の乱れなど影響が出てきそうです。

せっかくのお盆休み、帰省や予定を入れられている方も多いと思います。台風の影響が出ないことを願います。

今後の情報も随時更新していきます。

台風の名前

台風7号の名前は「ラン(Lan)」です。

「ラン(Lan)」はアメリカが提案した名称で、嵐を意味する語からとられています。

  • 台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

まとめ

  • 8月8日(火)現在、台風7号(ラン)は南鳥島海上で発生しています。
  • 13日14日頃本州へ接近する可能性があり、お盆休みの台風の影響が気になります。
  • 交通機関への影響も考えられるので、今後の情報に注意が必要です。
ぶー
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今後の台風シーズンに向けて、日常的に食糧の確保や台風対策グッズを確認しておくと安心ですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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